2015.03.25

SFの世界は目の前!MagicLeapとOculusRiftがもたらす拡張現実世界

最近はApple Watchや新型Macbookなど、アップルの話題が豊富ですね。

そんなAppleWatchに関する新情報もあるんですが、
今回は、ど〜〜しても紹介したい記事があるんです。

まずはこちらの動画を見ていただきましょう。



「ん?よくあるCGじゃないの?」ってなりますよね。

実はこの動画、現在開発途中の、拡張現実ARを革新的に使った、
次世代ヘッドマウント型(?) 端末のイメージ動画
なんです。

開発している会社の名は「MagicLeap」
この会社の面白い所が、徹底した情報制限をしき、詳細が全くわからない謎の会社なんです。

どこまでの技術力があるのか?どんなことをしようとしているのか?
そういった情報が公開されていないのにも関わらず、昨年10月から、

Googleをはじめとした、世界中の名だたる大企業が競って出資し、
その総額は5億4200万ドル。日本円にして約600億円。


なんでも、

スマホなどのモバイル端末でも、「Oculus*1」スタイルのVRでも、拡張現実ARでもなく
その
3
つを超越し、人々の生活を根本的に変えると謳われる技術と言われています。
*1:現在既に発売されているヘッドマウント型端末の商品名。

どんなものかさっぱりわからないけど、ものすごい金額が
動いていることで、「とにかくすごいものができそうだ」
と去年から話題になっていました。

個人的にものすごく気になって、追っかけていたんですが、
数日前、新たなイメージ動画が公開されました。それがこちら。


 

「おら、ワクワクしてきたぞ!by悟空」笑

どうですか!?これが実現されたらめっちゃ楽しそうじゃないですか?
形状は非公開ですが、透明なメガネ型か頭をすっぽり覆うヘッドマウント型だと思われます。
これは確かにGoogleさん好きそう!
個人的にもこういうのめっちゃ好きです笑

あくまでイメージ動画なので、ここまで完成しているかはわかりませんが、
なるものと仮定して、詳しく検証していきましょう。

MagicLeapの革新性:日常空間+仮想現実

ARがもたらす拡張現実世界MagicLeapARがもたらす拡張現実世界MagicLeap

ここまでくると、もはやディスプレイという言葉は不適格ですね。
日常空間、視界の全てがスクリーンになり、各操作が空中で行なわれます。
Youtubeの再生や、ブラウジング、メールのチェックなど、
今ネットで出来ていることは、ほぼそのまま使えるでしょう。

MagicLeapの革新性:現実の物にも干渉できる?

ARがもたらす拡張現実世界MagicLeapARがもたらす拡張現実世界MagicLeap

注目すべきは、現実の風景や物にまで干渉しているように見えることです。
特にゲームなんかは面白くなりそうですね。
おそらく、干渉できると言っても、目の前のダイコンを手にもつと銃になる、、、
というわけではなく、使用はソフトとセット販売される銃型コントローラーで
ということでしょうが、それでも、さも現実のような体験ですね。

MagicLeapの革新性:風景まで干渉される?

ARがもたらす拡張現実世界MagicLeapARがもたらす拡張現実世界MagicLeap

見慣れた日常空間に敵っぽいロボットや戦車が出現。
銃撃によって周囲の物が派手に壊れたり、

ARがもたらす拡張現実世界MagicLeap

ダメージを食らうと、ちゃんと画面右の方に血が飛び出ました。

もちろんこれらは、実際の物には影響がなく、この端末を通した世界が
変化するものです。
どういう原理で実現されるかはさっぱりわかりませんが、
いよいよここまで来たか、、って感じですね。

もう一つの革新的端末「Oculus rift」との違いは?

AR拡張現実がもたらす世界 Oculus riftAR拡張現実がもたらす世界 Oculus rift

Magic Leapの今後の展開に目が離せませんが、次世代の新体験をもたらす端末として、
「Oculus rift」は外せません。こちらは既に発売され、場所によっては電気屋さんなどで
体験が可能です。両者の違いを簡単に言うと、
現実世界に仮想現実を持ち込んだMagic Leapと、仮想現実に入り込むOculus rift。
つまり、
OculusはCGで作られた世界にユーザーが入り込んだような体験ができる端末
なんです。
この端末の面白い点は、ただ1点が見えている訳ではなく、
Oculus riftを装着したユーザーが、見たい方向に振り向くと、
CGの世界も動きに合わせて変化する
んです。

「Oculus rift」仮想現実に入り込んだユーザー体験



例えば、フルCGのテーマパークのゲームを想像してください。
ジェットコースターにあなたが乗っています。
あなたが上を見れば空が見え、下を向くと地上の風景が見えます。

↓こんな感じです。



画面が2つなのは、両目で見えるところを若干ずらして3Dに見せているからです。

私も体験したことがあるんですが、下を向くと実際に足がすくみそうになり、
風の音も聞こえているので、実際にその場にいるような臨場感がありました。

「Oculus rift」価格が良心的


この「Oculus rift」の価格は、エンジニア専用開発機で¥89,800。(3/25 amazon)
ちょい高いなって感じるかもしれませんが、この手の端末では破格の手に入れやすさ。
その汎用性や低コストなことから、ゲーム業界だけでなく、医療や観光など、
様々な分野でソフト開発がスタートしています。

「Oculus rift」操作はコントローラーが必要



Magic Leapと違い、現状のOculus riftで「見る」以外の操作を行なうには、
コントローラーが必要です。



ただし、Oculus riftの登場で様々なタイプのコントローラーが発売していることや、
空中で手を動かすことでCG空間の様々なコマンドを操作できるようになる技術の
開発も進行中なので、コントローラー不要となるのも、そう遠くないでしょう。

今後も注目!Magic LeapとOculus riftがもたらす拡張現実世界

いかがでしたか?
「マイノリティレポート」「電脳コイル」「サイコパス」などなど、
電脳世界と現実世界の融合された世界を舞台としたSF小説、映画、漫画、アニメ。

そんな世界が私たちの日常となるのは、そう遠くないことかもしれません。
それも10年、20年先ではありません。
ほんの数年でその初期段階は実現するかもしれません。

つい興奮して長くなってしまいました笑
もし、同じように「SUGEEEEEE!」とテンションが上がった同士の方がいましたら、
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なんにせよ、Magic LeapとOculus riftの今後の動向に注目ですね。

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