本日（米国時間2/17）のWall Street Journalによると、
Appleは新発売に向けて500万から600万台の生産を発注した

と報じられました。

Apple初のウェアラブル端末、Apple Watch。
予想される需要は、初代iPadとほぼ似かよっているとも言われますが、
初めからこの生産台数は個人的にはかなり強気だと思っています。
では実際この生産台数はどう強気なのかをご紹介していきましょう。

初期生産数から見るApple Watchの期待値

iPhone、iPadと人気デバイスを持つApple。
元々Macで一定の地位を得ていましたが、知名度と言った点では、
やはりiPhone発売から爆発的に伸びたと言えるでしょう。

ですので、初代iPhoneは外して考えると、初代iPadの初期生産数はおよそ170万台。
最近ですと、iPhone6は1350万台と、この数字だけ見ると、
Apple Watchの500〜600万台は「妥当なんじゃない？」って気がしますが、
問題はここからなんですよ。

2014年全Andoroidスマートウォッチメーカーの販売数は72万台

米国の調査会社、Canalysが米国時間2/11）発表したレポートによると、
2014年に出荷されたAndroid Wearベース端末はわずか72万台強で、
この年生産された「スマート・ウェアラブル・バンド」の総数460万台の16%だったそうです。
 

これまでスマートウォッチで最も成功しているといわれるPebbleですら、
2013年の発売から今年の初めまでの出荷数が100万台ほど。

つまり、今回のApple Watchの初期生産台数が本当なら、

全スマートウォッチメーカーの年間販売数の７〜８倍！
これが、強気だと思う所以です。
今の現実的な販売需要は、生産台数に全く追いついてないんです。
もし、今年中にこの500万〜600万台の生産台数が売れれば、
ダントツで業界１位になるでしょうね。

Apple Watchが業界の常識を覆すか！？

現在の業界需要で考えると、500〜600万台も売るの無理だろ〜と思えるんですが、

今まで需要に合わせた商品開発、ではなく
「これ欲しいだろ！」と商品発売後に需要を作りだしてきたApple。

世界規模の販売ネットワークとブランド力を駆使してどこまで売上げを伸ばせるか。
実際に販売されてから、楽しみですね。

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