Airより軽い!新型Macbook/Pro/Airのスペック比較まとめ
昨日3月9日に行なわれたイベント、 「Spring Forward」で、
アップルは新型MacBookを発表しました。
その12インチ新型MacBookの注目すべき点はなんといっても、
Core Mによるファンレス設計と920gという驚きの軽さ。
しかも画面解像度2304 x 1440 のRetinaディスプレイで画面もキレイ!
Macbook Airの現状最新モデルの重量は、1回り小さい11インチで1.08kgなので、
まさかの軽量がウリのMacBook Airを凌ぐほどの機動性を持ったモデルとなっています。
これは仕事柄PCを持って移動がすることが多い方には朗報なのではないでしょうか。
ただ、同時にMacBook Air や MacBook Pro も仕様変更が発表されています。
ですので、今回は 一体どれが買いなのか?新型MacBook / MacBook Air 11・13インチ、
そしてMacBook Pro Retina 13インチについて、本体サイズやスペックを比較をまとめてみました。
現状の新型Macbook / Air / Proのスペック比較まとめ
新MacBook (2015) |
MacBook Air 11 (2015) |
MacBook Air 13 (2015) |
MacBook Pro Retina 13(2015) |
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画面解像度 | 2304×1440 | 1366×768 | 1440×900 | 2560×1600 |
CPU | 2コア Core M Broadwell-Y 5W(~1.3GHz) | 2コア Core i5/i7 Broadwell-U 15W(~2.2GHz) | 2コア Core i5/i7 Broadwell-U 15W(~2.2GHz) | 2コア Core i5/i7 Broadwell-U 28W (~ 3.1GHz) |
GPU | Intel HD Graphics 5300 | Intel HD Graphics 6000 | Intel HD Graphics 6000 | Intel Iris Graphics 6100 |
メモリ | 8GB | 4/8GB | 4/8GB | 8/16GB |
トラックパッド | 感圧タッチ機能あり | (感圧タッチなし) | (感圧タッチなし) | 感圧タッチ機能あり |
ストレージ | 256 /512GB SSD (PCI Express接続) | 128 /256 /512GB SSD(PCI Express接続) | 128 /256 /512GB SSD(PCI Express接続) | 128 /256 /512GB /1TB SSD (PCI Express接続) |
ポート類 |
USB 3.1 Type-Cコネクタ(5Gbps, 電源, ディスプレイ兼用) |
Thunderbolt 2, USB 3.0 x2, MagSafe 2 |
Thunderbolt 2, USB 3.0 x2, SDXCスロット, MagSafe 2 |
Thunderbolt 2×2, HDMI, USB 3.0 x2, SDXCスロット, MagSafe2 |
最大駆動時間 (Wi-Fiウェブブラウズ) |
9時間 | 9時間 | 12時間 | 10時間 |
バッテリー容量 | 39.7Wh | 38Wh | 54Wh | 74.9Wh |
本体サイズ(最大) | 28.05×19.65×1.31cm | 30×19.2×1.7cm | 32.5×22.7×1.7cm | 31.4×21.9×1.8cm |
重量 | 920g | 1.08kg | 1.35kg | 1.58kg |
店頭販売モデルの 価格と構成 |
14万8800円 (1.1 GHz, 8 GB, 256GB SSD) |
10万2800円 (1.6GHz i5, 4GB, 128GB SSD) 12万6800円 (1.6GHz i5, 4GB, 256GB SSD) |
11万2800円 (1.6GHz i5, 4GB, 128GB SSD) 13万6800円 (1.6GHz i5, 4GB, 256GB SSD) |
14万8800円 (2.7GHz i5, 8GB, 128GB SSD) 17万2800円 (2.7GHz i5, 8GB, 256GB SSD) 20万8800円 (2.8GHz i5, 8GB, 512GB SSD) |
*「最大~」の部分はオプションでのみ選択可能な場合もあり、上位モデル構成の価格には含まれない場合もあります。
新型Mac bookは極薄&軽い!
Mac book Airが初めて出た時には、「下敷きかっ!!!?」と思わずツッこむほど
衝撃的でしたが、今回はそれをさらに上回っています。
上記の画像でもわかるように厚みは13.1mm。1cmちょいしかないんです。
iPhone 6を2つ分くらいですw
いやー極薄ですね!しかも重量は920gと1kgを切ってます。
ちなみに初代iPadの重量は730g。相当軽いですねw
実は私、よく2010年版Macbookを持ち歩いてあっちゃこっちゃに行くのですが、
途中から子なきジジイがごとく重さに疲れ、肩パンパンになります。
ちなみにこいつの重量は2.04kg。重さ半分は大きいですね。
しかも、画面はRetina。これは買いか、、と思うんですが、
個人的には気になる点が2つ。
【懸念①】え?まさかの充電含めUSB 3.1 Type-Cが1ポートのみ
一瞬私、「は?」ってなりました。
USB 3.1 Type-Cはリバーシブル構造のコネクタを採用した新規格のUSBなんですが、
通常のUSBのように最大5Gbpsの通信が出来るほかに、
外部ディスプレイへの出力を担うDisplayPort 1.2、
さらに充電機能まで賄ってしまうという凄いUSB規格です。
つまりどういうことかと言うと、規格が合っていれば、
充電もUSB挿したり外部出力するなどの通信も全部この1ポートで出来るんです。
たしかにスゴい、、。だけどちょっと待って。
個人的にはUSB用にもう一個付けて欲しかったっす。
でましたよ、Appleのお家芸。古くなった規格はズバズバ切り捨てる。
「じゃあポートハブさすか」ってなっても、充電は同時にできないじゃないですか、、。
まぁいずれ対応製品が出るんでしょうが、個人的には使い勝手悪いかもって印象です。
【懸念②】スペックはAirよりも下?
もうひとつ気になるのが、採用されているCore Mプロセッサは省電力設計なため、
現行のMacBook Airに採用されているCore i3/Pentiumよりも性能が控えめなんです。
ちょいマニアックですが、性能的にはCore i3/Pentium以下、Atom/Celeron以上なんです。
このスペックでRetinaディスプレイなので、専門的な作業にはちょっと厳しいかもしれません。
【参考】ASCII.jp:「Core M」のパワーは、Core i3/Pentium以下、Atom/Cerelon以上 (3/3)
ただ、軽さと持ち運びやすさを重視するなら、このスペックでも十分アリです。
まとめ
いかがでしたか?
懸念材料もありますが、持ち運び用として考えるなら、圧倒的に軽く、
打ち合わせやPC持参移動が多い方には一考の価値アリかと思います。
ご検討してみてはいかがですか?